オールインワンゲルは唇にはNG？【その理由とは？】

冬になると唇の乾燥やひび割れなどで悩んでいるという人も多いでしょう。
酷くなると出血してしまうこともありますし、なんとかして対策したいと考えているかもしれません。

また、唇にオールインワンゲルを使ってもいいのか気になっている人もいるでしょう。
オールインワンゲルとは化粧水や美容液、乳液などの機能をまとめた化粧品のことであり、ゲルなので肌に乗せた時の伸びが良く、有効成分を浸透させやすいという特徴があります。
また、複数の機能があるのでスキンケアの時間を短縮できることが大きなメリットです。

忙しい時に便利なオールインワンゲル

オールインワンゲルは忙しい時でも手軽にスキンケアができるため、仕事などで忙しい女性から多く支持されています。

スキンケアというのは毎日続けることが大切であり、メーカーごとにさまざまな機能を備えたオールインワンゲルが登場してきています。
保湿成分や美容成分の含まれた商品も登場しており、肌の悩みに合わせて必要な成分の含まれた商品を選ぶことができるでしょう。

オールインワンゲルというと顔全体に使えるものだと考えている人もいますし、唇に使いたいという人もいるかもしれません。

あまり良くない方法

そもそも唇というのはなぜ乾燥してしまうのかについて知っておくと良いでしょう。
この部分は同じ肌でも組織が全然異なっており、通常の肌よりも角質が薄くなっていますし、皮脂線もありません。そのため肌を守ってくれる皮脂膜が作られませんし、潤いをキープすることができないのです。

顔用のオールインワンゲルを使った場合、その時は潤っても皮脂線が無いのですぐに蒸発してしまいます。つまり唇の乾燥対策としては、もっと脂分の濃いものを使わないとあまり意味がないのです。

乾燥対策をするなら

唇の潤いをキープしたいという場合、オールインワンゲルではなく美容液やリップをこまめに塗ると良いでしょう。
当たり前のことかもしれませんが、意外とできていないこともあります。

リップは複数用意していつでも手が届くようにしておくことがポイントです。
化粧ポーチやデスク、洗面所などに用意しておくことにより、気づいた時にいつでも乾燥対策ができるでしょう。

皮脂膜が無いのですぐに乾燥してしまいますし、飲み物を飲んでも脂分は取れてしまうため、何度も塗り直すことが大切です。また、紫外線によるダメージも乾燥の原因の一つであり、UV効果がある美容液を選ぶのも良いでしょう。