オールインワンゲルだけでは乾燥する？！【噂の真相について】

時短スキンケアの代表であるオールインワンゲルは、それひとつで化粧水や美容液、乳液、クリーム、全てのステップを同時にクリアできる優れモノです。保湿だけでなく、美白やエイジングケアもできるので、多くの方に使われているスキンケア化粧品です。

しかし巷では、オールインワンゲルは乾燥するという声もあり、なかなか手を出せないという方もおられるようです。オールインワンゲルはとても多くの製品が出ていますので、自分に合った成分を確認して選ぶことで、肌が乾燥するトラブルを回避することも可能です。

保湿力の高い成分はこれ

乾燥する使用感を軽減するには、コラーゲンやヒアルロン酸、セラミドが配合されたものがおすすめです。これらの成分は、肌のハリや弾力、保水力、肌バリアなどと深い関わりがあり、不足すると乾燥だけでなく、ニキビや毛穴、たるみ、くすみなどの肌トラブルも引き起こします。

また、プラセンタやスクワランなども、乾燥肌に良い成分なので、それらが使われている製品もおすすめです。

塗り方ひとつで使用感は変わる

オールインワンゲルの使用で肌が乾燥する方の多くは、容器から取り出して、指先でおでこや鼻先、両頬、顎に少量ずつのせ、後から広げるという塗り方をされている場合があります。この方法も決して間違いではありませんが、できればオールインワンゲルを手に取ってから、手のひらで温め、人肌くらいの温度で使う方が浸透が高まります。目元や口元など、乾燥が強く出る部分があれば、重ねて塗ると良いでしょう。

オールインワンゲルだけではどうしてもつっぱる場合は、ゲルを使う前に化粧水を使うという方法もあります。それだけで全てのスキンケアが完了する、というのが最大の魅力であるオールインワンゲルですが、真冬や空調の効いた部屋では、暖かい季節や常温の空間よりも肌の水分の蒸発が激しいので、化粧水で多めに水分を補給してから使う方が肌には優しいのです。

メイクの上から使えるものを

肌が乾燥すると感じるのは、塗った直後よりもメイク後の日中である場合が多いです。
できれば、メイクの上から使えるオールインワンゲルを選び、日中の乾燥肌対策を行うことをおすすめします。

メイク直しでゲルをたくさん使ってしまうと、メイク崩れの元になりますので、メイクが崩れないようゲルは薄く伸ばして使うのがポイントです。日中でもスキンケアができ、乾燥による小じわやほうれい線が目立ちにくくなるのでおすすめです。