オールインワンゲルの種類は？

オールインワンゲルは時間をかけず、スキンケアできるとして人気の基礎化粧品です。

洗顔後、これ１つで化粧水・乳液・美容液・クリームといった、スキンケア効果を得られます。手軽で便利な一方、オールインワンゲルは「スキンケア効果が低い」・「どれを使っても一緒」という印象を持つ方も少なくありません。

以前は、あまり種類もありませんでしたが、最近は肌の悩みに合わせて細分化されています。大きく分けて３つの種類があり、それぞれに特徴があるのです。

ここでは、オールインワンゲルの種類と特徴、そして含まれている事が多い美容成分に効果を紹介したいと思います。お肌と照らし合わせて、自分に合ったオールインワンゲルを探してみましょう。

基本の保湿系

スキンケアの基本は保湿です。オールインワンゲルにも保湿を重視したタイプがあります。保湿タイプにはヒアルロン酸やセラミドといった、保湿に優れた美容成分を多く含んでいる点が特徴です。

ヒアルロン酸は１ｇで６Ｌもの水分をキープできる、保湿の高さが魅力の成分です。セラミドは元々、人間の肌に存在している成分で、加齢などで少なくなってくると乾燥の原因となります。

今は基本的なスキンケアだけしたいという、１０代・２０代の若い世代に向いています。バリア機能が低下して敏感になっているという肌は、乾燥している事が多いようです。このような肌の方にも保湿系のタイプはおすすめです。

ワントーン明るい肌になれる？美白系

美白化粧品が人気となっていますが、オールインワンゲルにも美白に特化したタイプがあります。洗顔後、サッと塗り広げるだけで保湿ケアと、美白ケアできる手軽さが魅力です。

美白タイプにはアルブチンやプラセンタ、ビタミンＣ誘導体などの美白成分が含まれています。これらの美白成分はシミやくすみの元となる、メラニン色素の生成を抑制する点が特徴です。

美白成分が浸透しやすいよう、ナノ化など特殊な加工を施している商品も少なくありません。

シワやたるみが気になるならアンチエイジング系

年齢を重ねて気になるのが、シワやたるみです。シワやたるみができてしまうと、顔の印象が一気に老け込んでしまいます。

アンチエイジング系のオールインワンゲルには、肌にハリと弾力をもたらす美容成分が多く使われています。コラーゲンやプラセンタなどです。

美白系同様、最近の美容成分はより浸透性がアップしているので、アンチエイジング効果を実感できやすいでしょう。