
シワやほうれい線の対策に、オールインワンゲルを利用したいという女性は多いですが、化粧水や乳液、美容液など、種類をいくつもそろえると費用がかかるので、効果的な商品を選んで使うようにしてください。
オールインワンゲルはさまざまなメーカーから発売されていますが、配合されている成分が違うため、目的に応じて購入することをおすすめします。
初期の対策法は
30代から出来やすい細かくて浅いシワは、目の周辺などの皮膚の薄い個所に出来やすく、肌が乾燥すると悪化しやすいので、徐々にお化粧のノリが悪くなってしまいます。
これは肌のもっとも外側にある角質層の水分が、加齢によって減ってしまい、乾燥肌となったことが原因なので、たっぷりのうるおいを与えれば、対策することが出来ます。
空気が乾燥している秋や冬、春先などは特にうるおいが不足しがちになるので、保湿成分をたっぷり配合したオールインワンゲルを使うようにしましょう。
お肌のうるおいを保つ成分として知られているのは、セラミドやアミノ酸、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分なので、オールインワンゲルを購入する際は、これらが含まれているかを確認するようにしてください。
中期以降の対策法は
50代になるとシワやほうれい線が深くなり、目立つようになりますが、これは真皮ジワと呼ばれ、肌のハリに必要なコラーゲンやエラスチンの生成量が減少し、皮膚を支えきれなくなったために起こります。
これ以上の肌の老化を抑えたいなら、真皮ジワに有効な成分を配合したオールインワンゲルを使うことが大切です。
コラーゲンやエラスチンを配合したものを使えばよいと思いがちですが、これらは分子の成分が大きすぎるので、肌の奥の真皮までは浸透させることは出来ません。
ゆえにオールインワンゲルで対策するときは、コラーゲンを増やす成分を配合したものを選びましょう。
ビタミンC誘導体や、成長因子とも呼ばれるグロスファクター、ビタミンAの一種であるレチノールなどの成分が配合されていれば、真皮層までしっかり届いて細胞を活性化させ、若々しい肌に導くことが出来ます。
重ね塗りをするのがポイント
細かくて浅いシワや、真皮ジワを消したいときは、気になる部分にオールインワンゲルを重ね塗りするのがポイントです、
他の部分よりも少し多めに塗れば、成分が奥まで浸透して、皮膚にうるおいを与えられるので、シワが目立たなくなり、お化粧のノリも良くなるでしょう。
化粧品だけに頼るのではなく、室内にいるときは加湿するなど、常に乾燥に気を付けていれば、シワに悩まされない肌になれます。